
プロフェッショナルチームを率い、事業を創造する喜び

S.Eさん(執行役員/デジタルガバナンス担当)
Big4、事業会社を経て、Frontier Advisory & Consulting(以下、フロンティア)の執行役員へ。金融機関のITガバナンス領域における深い知見と経験を武器に、デジタルガバナンス事業の立ち上げを牽引するS.Eさん。事業創造の最前線でチームを率いる彼に、仕事のやりがいや人材育成への想い、スタートアップで働くことの醍醐味について聞きました。
Q1. これまでのご経歴と、フロンティアに参画された理由を教えてください。
Big4で長年、主に金融機関をクライアントとしたITガバナンスや大規模プロジェクト管理態勢の第三者評価といった専門業務に従事していました。その後、より事業の当事者に近い立場で貢献したいと考え、金融事業会社に転職。そこでは約7年間、サイバーセキュリティやシステムリスク管理態勢の構築をハンズオンで担当し、外部のコンサルタントとして関わるだけでは見えにくい“組織内部の調整”や“予算の制約”といったリアルな課題と向き合いながら、実務を動かす経験を培いました。
フロンティアへの参画を決めたのは、「新しい事業を、自分の手で創り上げていく」というチャレンジに強く心を動かされたからです。これまでの経験を活かしてデジタルガバナンスという新領域の事業を立ち上げ、プロフェッショナルなチームをゼロから組成していく。大企業にはない意思決定のスピード感、そして自分のアクションが事業の成長に直結するダイナミズムと大きな裁量に、これ以上ない魅力を感じました。
Q2. 現在の事業内容と、チームとしての役割について教えてください。
執行役員として、デジタルガバナンス事業全体をリードしています。私たちのチームは、金融グループのお客様を中心に、ITガバナンスの高度化支援、システムリスク管理態勢の構築、プロジェクトマネジメント支援など、多岐にわたるコンサルティングサービスを提供しています。単に机上のプランを提示するのではなく、お客様の組織に深く入り込み、共に汗を流しながら実効性のある態勢を構築していくことを信条としています。プロジェクトは常にチームで臨んでおり、それぞれの専門性やバックグラウンドの異なるメンバーが知見を掛け合わせ、活発に議論することで、お客様の複雑な課題に対してより立体的で最適なソリューションを提供しています。
Q3. 仕事をする上で、どのような点にやりがいを感じますか?
二つの大きなやりがいがあります。一つは、「人を育てる」ことです。経験の浅い若手から、チームの中核を担う中堅まで、メンバー一人ひとりがプロジェクトを通じて目覚ましい成長を遂げていく姿を間近で見られることは、何物にも代えがたい喜びです。昨日までお客様の前で発言することに躊躇していたメンバーが、今日、堂々と自分の分析結果を説明し、信頼を獲得していく。そのプロセスにリーダーとして伴走し、成長の瞬間に立ち会えることに、大きな手応えを感じています。
もう一つは、「お客様との深い信頼関係を築く」ことです。私たちの仕事は、納品して終わりではありません。日々のディスカッションや相談を重ねる中で、当初の契約範囲を超えて「実はこんなことでも困っているんだ」と、お客様が本当に悩んでいることを打ち明けてくださるようになります。単なるコンサルタントではなく、事業の成功を共に目指すパートナーとして認めていただけたと感じる瞬間に、この仕事の醍醐味を実感します。
Q4. 応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
スタートアップという環境で、新しい事業を立ち上げ、チームをビルディングしていく。これは決して楽なことではありません。まだ整備されていないプロセスを自ら作り、前例のない課題に頭を悩ませる毎日です。しかし、その分、日々自分の手で会社を、事業を、そしてチームを創り上げているという実感は何事にも代えがたい充実感をもたらしてくれます。
もしあなたが、自身の専門性を軸に新しい挑戦がしたい、裁量のある環境で事業創造のダイナミズムを味わいたい、そして何よりも、チームメンバーの成長を喜び、お客様との長期的なリレーションシップを大切にできる方であれば、フロンティアは非常に刺激的な舞台になるはずです。共に成長し、新しい価値を創造していく仲間をお待ちしています。