
世界を舞台に、ゼロから未来を創造する

H.Tさん(米国法人CEO)
Big4、ユニコーン企業を経て、Frontier Advisory & Consulting(以下、フロンティア)の米国拠点立ち上げというミッションに挑んだH.Tさん。数々の困難を乗り越え、シリコンバレーの最前線で新たな事業創造をリードする彼に、グローバルなキャリアを切り拓く面白さや、フロンティアだからこそできる挑戦について聞きました。
Q1. これまでのご経歴と、フロンティアでの挑戦について教えてください。
これまではBig4監査法人で、主にグローバル企業やテクノロジー企業を対象とした内部監査・内部統制のコンサルティングを専門としてきました。20か国以上での監査支援や、ユニコーン企業での内部監査部門長など、様々な立場で経験を積む中で「テクノロジー×英語×内部監査」という自身のコアスキルを磨いてきました。確立された組織の中で既存の仕組みを改善していく仕事にも大きなやりがいを感じていましたが、キャリアを重ねるうちに、まだ誰も見たことのないものを、自分の手でゼロから創り上げてみたいという想いが強くなったのです。フロンティアへの参画を決めたのは、これまでの経験を活かしつつ、「米国拠点をゼロから立ち上げる」という、他にはない挑戦的なミッションに強く惹かれたからです。自分の手で新たな事業を創り上げていく、そのダイナミックな環境に身を置きたいと考えました。
Q2. 米国拠点の立ち上げは、どのようなプロセスでしたか?
まさにゼロからのスタートでしたので、簡単な道のりではありませんでした。特に、ビザの申請では何度も却下されるなど、心が折れそうになる瞬間も一度や二度ではありませんでした。「もう無理かもしれない」と、本気で諦めかけたこともあります。しかし、そんな時でも会社は「H.Tさんの挑戦を全力でサポートする」という強い意志を示し続けてくれました。単なる精神論ではなく、法的な専門家探しから追加資料の準備まで、考えうる全ての手段を尽くして粘り強く支援してくれたのです。この強力なバックアップがあったからこそ、諦めずに前へ進むことができ、2024年5月、ついにカリフォルニア州バークレーに米国拠点を設立するという夢を実現できました。この経験を通じて、フロンティアの「人を信じ、挑戦を後押しする文化」を肌で感じました。
Q3. 現在の役割と、今後のビジョンについてお聞かせください。
現在は米国に居住し、グローバル事業の立ち上げ・拡大を牽引すると同時に、日本のクライアントに対するコンサルティングプロジェクトにもリモートで従事しています。シリコンバレーという土地柄、生成AIをはじめとする最先端の情報に日々触れており、それを日本のクライアント支援や社内に還元することにも注力しています。
さらに、私たちの事業プランが評価され、UCバークレーのスタートアップアクセラレータープログラムにも採択されました。これは、世界中から集まる優秀な起業家たちと共に、第一線で活躍するメンターや投資家から直接指導を受けられる貴重な機会です。今後は、シリコンバレーの投資家コミュニティとも連携しながら、生成AIを活用した新たな事業展開を加速させていく計画です。IIA(内部監査人協会)のグローバル大会などにも積極的に参加することで、各国のトッププロフェッショナルと意見交換を行い、グローバルな事業提携の可能性を探っています。机上の空論ではない、リアルなビジネスの種を常に探しているのです。
Q4. 応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
フロンティアには、自らの意思で「やりたい」と声を上げれば、その実現に向けて会社が全力でサポートしてくれる風土があります。私の米国拠点立ち上げや、現在のスタートアッププログラムへの挑戦も、すべて自らの計画と意思に基づいています。もちろん、そこには大きな責任が伴いますが、裁量と挑戦の機会は本当に大きいと感じます。
もしあなたが、既存の枠組みにとらわれず、グローバルな舞台で新しい価値を創造したい、あるいは最先端のテクノロジーに触れながら自身の専門性を高めたい、という強い意志をお持ちなら、フロンティアはその想いを実現できる非常に恵まれた環境だと思います。前例のない道を自らの手で切り拓いていく。そんな気概に溢れる方と共に働けることを、心から楽しみにしています。